ウィーンとヒトラー

最近忙しくないはずなのに時間がない。音楽聴く時間も、TV見る時間も全然持てない。
まあTVって元々あまり見ないんですけどね。昨年から録画しといた映画を未だに見れてなかったりして・・・・

そんな中昨晩はちょっとだけ余裕が出来てBSでウィーンのニューイヤーコンサートの録画を見ておりました。

断っておきますが(笑、何故断る必要が?)僕は世界中の都市の中でウィーンくらい嫌いな所はありません。何が?どう?何故?と聞かれても、もうこれは生理的、本能的嫌悪感だとしかいいようがないくらい。説明のしようがない。ウィーン訛りのドイツ語が聞こえてくるとTVをぶっ壊したくなるくらい。ウィーンフィルというオーケストラには嫌悪感はないけれど、でも好きなオーケストラのベスト3には入りませんね。

そんな僕がニューイヤーコンサートなんて、あんなものを見るなんていうこと自体、根本的に間違った行為なのですが、まあ悪態つきながらも(笑)多少は楽しんで鑑賞しておりました。

で、その後TVはつけっぱなしでメール書いたりしていたのですが、深夜になって今度は「ヒトラー最後の12日間」とかいうドイツ映画が始まったのです。

これが、もう凄くてね。何が凄いって僕の入り込みかたが。

もう自分でもどうしてこんなに入り込むのか分からなかった。映画を見ているというよりも本人達のリアルなドキュメントに参加しているような感じ?
僕のドイツ語なんてもうかなり錆びれているのに、字幕なんて全然見て無くても全て日本語に通訳することなく理解している。ちょっとイタコ状態(笑)みたいにも思えてきました。

もともとヒトラーという人間とその周りで起きた現象には好き嫌いという範疇を超えて非常に興味があるんだけど、昨晩の経験は何かちとオカルト的でもありました。

翌朝妻にその話をしたら「前世にそこにいたんじゃないの?」と冷やかされたのですが、普段は前世とかあんまり信じない(というか根本的に興味ない)僕でもそうかな?と思ったくらい。

で、先程ふと思った。僕のウィーン嫌いは・・・これも前世と関係あるのかな?

え、あの映画の出演者でウィーンを情熱的なまでに憎んでいる(であろう)人物といえば・・・・





ヒトラー本人じゃん(爆)〜!!!

そうだったのか(笑)!

いやいや冗談ですからね。今度僕を見かけても石とか投げないで下さいよ〜!!