朝崎郁恵ライブ満員御礼!!

いや、もう寒い雨の中沢山のお客さまに来ていただきまして本当に感謝&感謝&感謝でございます!!
おかげさまで素晴らしいライブになりました。

以下セットリストから。

第一部

1:諸鈍長浜 向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
2:はまさき 新原恭子(唄)向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
3:塩道長浜 向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Key)立岩潤三(Per)
4:黒だんど 新原恭子(唄&三味線)
5:渡しゃ  新原恭子(唄&三味線)、藤山浩一(ティディン)
6:雨ぐれ  向島ゆり子(Vln)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
7:嘉徳なべ加那 新原恭子(お囃子)塩道長浜 向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Key)立岩潤三(Per)

第二部

1:よいすら 新原恭子(お囃子)福岡ユタカ(Voice) 高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
2:朝顔   福岡ユタカ(Voice) 遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
3:おぼくり〜ええうみ 高橋 全(Pf)
4:行きゅんにゃ加那  高橋 全(Pf)
5:一切朝花 新原恭子(唄&三味線)向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
6:稲すり  新原恭子(唄&三味線)向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)
7:六調   新原恭子(唄&三味線)向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)高橋 全(Pf)立岩潤三(Per)藤山浩一(ティディン)

アンコール
1:ハッピーバースデー バンドメンバー&お客さま全員!
2:阿母 吉俣良(Pf)向島ゆり子(Vln)遠藤晶美(Gtr)立岩潤三(Per)
3:ふるさと アカペラ


今までの朝崎さんライブでこういうバンド編成と言うのは色々やってきましたが、実はコード楽器は僕一人ということが殆どでした。と言うのは島唄というのは構成がある意味非常にルーズで、僕等の感覚からすると「唄がずれる」ところが非常に多いので、このズレに同時に全員が合わせるというのが非常に困難なんですよね。

今回はそこを遠藤さんというギターと共に乗り越えよう(笑)というのが一つの課題でした。そして朝崎さんとは既に共演の機会も多いヴァイオリンのゆり子さんが加わってくれることで、そこにもう少しカラーとバリエーションをつけるということ。ゆり子さんは全体の先導役としてもとにかく頼りになる存在でございました!!そして立岩さんのダラブッカ!!あの音色(音域)が妙に島唄に合うんですよね。三味線とも絶妙なコンビネーションになるし。今回はギターと一緒ということもありましたが、音域については随分勉強させてもらいました。お互いを引立てる為にどの音域で弾くのがいいのか、弾かないのがいいのか。

そう言えば第一部が終わったとこの休憩時、吉俣良巨匠とお話したら「なんで皆あの朝崎さんの唄に一緒についていけるのー?すごすぎ!!」とのお言葉。有り難うございます。それが何よりの課題でしたからね。ついていけるようになるともうズレる(笑、あくまでこちらの感覚です)のもズレを一瞬で回避するのも快感になってきます。

逆に言うと今回はその楽しさに皆フォーカスしすぎてしまったかな(爆)??

そしてスペシャルゲストのエンちゃんこと福岡ユタカさん。
いやもう本当に素晴らしかった。僕も5,6年ぶりだったけど全く衰えないあの声とエネルギー。若かりし頃にあまりにエネルギーが凄いので「エンジン」という意味でエンちゃんというあだ名がついたそうですが、それから30年あまり(しかも未だにヘビースモーカー)・・・ただただ凄いとしか言いようがありません。

朝崎さんは普段、自分の唄を崩すことは殆ど無いのですが、何故か昨晩は福岡さんの声を聞きながら、唄の中でコール&レスポンスをするようなことをやり出して、これが又凄い緊張感を与えてくれました(爆)。「よいすら」は普段は5分くらいなのに10分超えていましたからね。

そしてアンコールのハッピーバースデー!!
皆様、本当に有り難うございました。僕が朝崎さんとCDを作り始めた97年当時、色々な形で支えてくれた朝崎さんのお弟子さん達、レコーディングの合間を縫ってかけつけてくれた吉俣さん。朝崎さんには内緒でケーキ&花束贈呈役をお願いしたのですが、とっても喜んでもらえました。

そして「来たついでだから弾いてよ」と厚かましくもお願いしてアンコールの「阿母」は吉俣さんに弾いてもらいました。

以下当日の模様を何曲か・・・

「諸鈍長浜〜はまさき」

朝顔

「一切朝花」