レコーディング無事終了(?)&TV放映情報!!

いやあ、昨日は沢山のことを学びました。
このNSO(ネーチャー・サウンド・オーケストラ)はジョー奥田の自然音と藤井尚之のサックス、僕のピアノという要素のコラボレーションなのだけど、マジメにやればやるほど色々な問題に直面するのだ。
つまりは「自然の音を相手にどういう音楽を奏でればいいのか?」ということに尽きる。これまで僕らのライブでは自然音に身を任せて即興演奏を行うというスタイルを基本にしてきたのだけど、要するに作りこんだ楽曲を演奏しても中々フィットしないのだ。
これはNSOのファーストCDのレコーディングに向けての大きな課題というか頭の痛い問題であった。ライブならば即興演奏主体でいいけど、さすがにCDとなるともう少し作りこまないといけないのでは?みたいな思いがどうしても頭の隅っこから離れなかったのである。結果的にはそのスタジオレコーディングにも、殆ど曲らしきものは用意せずその場の雰囲気で適当に音を奏でるという実に我々らしい演奏に終始してしまった(爆)。今思うとそうして出来上がったNSOのCDは実に我々らしくて良いというか他に全くないオリジナルなものになったので結果オーライなのですが・・・
そこにやってきた今回のお仕事。そろそろ情報解禁ということなのでちょっと書いてもいいかな?これはフジテレビの「ハピふる!」という番組の中のコーナーに我々が出演して、舞台となっている宮崎県の綾町という所の自然の音を使って、いわばそのコーナーのテーマソングを作る、という企画。昨日がレコーディングでございました〜
今回は二曲用意してみたのだけど、比較的易しいと思われた一曲目の方でもレコーディングはやや難航。という程ではないかな?いつもはせいぜい2テイクくらいしかとらないNSOにしては、スタジオで一応練習して、試し録りして、じゃあ本番行きましょうか?というところでTVカメラもブースに入って、間違えたり、録り直したりが3回くらいだったのかな?なんだ、スムーズじゃん(笑)とも言えるのだけど、実際はジョーさんが録ってきた綾町の鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きつつ、それにフィットするように楽曲のテンポやアレンジを考えながら、ということで結構頭の中はパニック。そのパニックぶりをTVカメラが捉えているのだから何か別の意味で緊張してしまう。
そして難航するであろうと思われていた二曲目は、文字通り難航。テンポを速めたり、自然音をとりあえず外してみたり、テンポを落としてみたり、色々なチャレンジをしながら何テイクか録音をしてみた。
ベーシックレコーディングは何とか昨日の内に無事終了して、今日は自宅でダビングするシンセ類を録音してファイルでジョーさんのもとに送る。(こういう仕事はもうすっかりオンラインだけで完結するから素晴らしい)これにて僕の仕事は終了〜!!
ちなみにこの「ハピふる!」ですが、まずは7月31日の木曜日の放映(9:55〜11:25)にて我々NSOの綾町訪問珍道中編(笑)が放映されます。そして8月上旬にはどうやら東京と宮崎でNSOのライブがある模様。宮崎ライブは「あの方」がいらっしゃる、との情報もあり、昨日のスタジオはその話題で盛り上がっておりました〜!!
ライブの情報は詳細決まり次第またお伝えいたします。それでは〜!!